バンドデシネ作家Sixtine Dano(シクスティーヌ・ダノ)さんが参加
~2026年10月31日(土)~11月1日(日) 開催~第2回東京BDフェスにバンドデシネ作家Sixtine Dano(シクスティーヌ・ダノ)さんが参加します!
2025年に発表されたデビュー作『Sibylline』は、木炭と墨を用いた力強い描線で、現代社会におけるフェミニズムや自立、権力構造を成熟した視点から描き出し、大きな話題となりました。今回の来日は、作品の背景や創作のプロセスを直接聞ける貴重な機会。秋の東京で、彼女が紡ぐ深い物語世界に触れてみてください。


作家プロフィール
Sixtine Dano
(シクスティーヌ・ダノ)

アニメーションとバンド・デシネ(BD)の両領域で独自の存在感を放つ、フランスの新進気鋭アーティストです。名門ゴブラン校でアニメーションを学び、在学中からその才能は高く評価されていました。卒業後は2Dアニメーター/監督として活動し、短編映画『Thermostat 6』では、繊細でありながら力強い線、緊張感とユーモアを併せ持つ演出で国際的な賞を受賞。アニメーションの現場で培われた流麗な線と動きの感覚は、後のBD作品にも深く息づいています。
公式サイトで語られる彼女の創作観は、非常に誠実で、同時に挑戦的です。Sixtine は「自分の作品は、社会の中で女性が置かれる状況や、そこに潜む力関係を見つめるための手段である」と述べています。彼女は、個人的な感情と社会的・政治的なテーマを切り離さず、むしろ両者を融合させることで、より深い物語を紡ぎ出そうとしています。家父長制、資本主義、ジェンダー、暴力、そして自立——こうしたテーマを扱う際にも、彼女の筆致は決して過度に説明的にならず、静かな詩情と強い視線を保ち続けます。
2025年に発表されたデビュー作『Sibylline, chroniques d’une escort girl』は、木炭と墨を用いたモノクロームの表現で、主人公の内面と社会構造の歪みを鮮烈に描き出し、大きな反響を呼びました。作品は、現代社会におけるフェミニズム、自立、権力構造を成熟した視点で捉え、読者に深い問いを投げかけます。アニメーションで培った動きの感覚と、木炭・墨による質感豊かな描線が融合し、視覚的にも強烈な印象を残す一冊となっています。

