東京BDフェス、11月1日・2日のパネルディスカッション詳細が決まりました
~2025年11月1日(土)~11月2日(日) 開催~ 東京BDフェスティバルのパネルディスカッション(トークショー)の詳細が決まりました。
サイン会詳細は「タイムスケジュール」ボタンからご覧ください。
サイン会・パネルディスカッションのタイムスケジュール


パネルディスカッション詳細
2025年11月1日(土):予約制です。1セッション770円。
チケット販売開始:9月27日(土)20時~
https://tokyobdfestival.peatix.com
2025/11/1(土) 10:30-12:00
バンド・デシネとマンガ、アニメを股にかけて活躍する作家たち
モデレーター:原正人 / 日本語通訳・フランス語通訳あり
エリック・エランゲル(Eric Herenguel)氏
フランスの漫画家。代表作『The Kong Crew』シリーズでは、キング・コングが勝利したという架空の歴史を舞台に、ディストピア的世界観と緻密なビジュアルを融合させた独自の物語を展開している。大胆な設定と洗練された描写は国際的にも高く評価され、欧米を中心に幅広い読者層を獲得している。
りんたろう(Rintaro)氏
日本アニメ黎明期から活躍するアニメーション監督。手塚治虫の『鉄腕アトム』で演出家としてのキャリアをスタートさせ、以降『銀河鉄道999』『メトロポリス』など数々の名作を手がけてきた。壮大な世界観と繊細な人物描写を融合させた演出は高く評価され、国内外のアニメーション文化に多大な影響を与えている。
2025/11/1(土) 13:00-14:30
2025年に女性がマンガを描くということ
モデレーター:原正人 / 日本語通訳・英語通訳あり
南Q太(Q TA MINAMI)氏
1969年島根県生まれ。92年ワニマガジンより漫画家デビュー。著書に『ひらけ駒!』(全8巻)『ひらけ駒! Return』(全2巻・いずれも講談社)『私の彼女』(上下巻・双葉社)『グッドナイト』(2巻発売中)『スクナヒコナ』(全4巻)『さよならみどりちゃん』(全1巻・以上3作品すべて祥伝社)など多数。2025年10月3日(金)に『ボールアンドチェイン 4』(マガジンハウス)が発売予定。
アリックス・ガラン(ALIX GARIN)氏
ベルギー出身の若手漫画家。デビュー作『わたしを忘れないで』では、認知症の祖母と孫娘による旅を通じて、記憶・喪失・家族の絆を繊細に描き出した。フルカラーのグラフィックノベルとして高く評価され、France Culture学生選考BD賞、Fnac BD賞、バベリオ賞、ヴィクトール・ロッセルBD賞など、複数のバンドデシネ賞を受賞している。
2025/11/1(土) 15:00-16:30
フランス人がマンガを描き、日本人がバンド・デシネを描く?―変わりゆく創作のあり方
モデレーター: / 日本語通訳・フランス語通訳あり

キム・ブデン氏(Ki-oon社)
Ki-oon(キューン)は、パリ8区に本社を構えるフランスの独立系漫画出版社である。日本漫画の翻訳出版に加え、東京に制作拠点を設け、日本人作家との共同制作によるオリジナル作品の企画・編集にも力を注いでいる。言語や文化の壁を越えた創作を目指し、フランス発の新たな漫画表現を世界に発信する姿勢を貫いている。

ジュール・クリシュ氏(講談社モーニング編集部)
講談社モーニング編集部は、国内外の才能を発掘し、ジャンルや国境を越えた漫画表現を追求する編集部。社会派から実験的作品まで幅広く展開し、作家の個性を尊重しながら読者との新たな接点を創出。「国境のない漫画」を掲げ、世界に響く物語づくりを目指している。

フレデリック・トゥルモンド氏(トゥルモンド・プロダクション)
トゥルモンド・プロダクションは、言語や文化の垣根を越え、日本とヨーロッパを結ぶコミック、バンドデシネ、アニメ関連事業の架け橋となっている企業である。翻訳出版、共同制作、イベント企画など多岐にわたる活動を通じて、両地域のクリエイターと読者をつなぎ、相互理解と創造的交流を促進している。
2025/11/1(土) 16:30-18:00
バンド・デシネとメビウスの遺産
モデレーター:原正人 ティボー・デビエフ / 日本語通訳・フランス語通訳あり
エリック・エランゲル(Eric Herenguel)氏
フランスの漫画家。代表作『The Kong Crew』シリーズでは、キング・コングが勝利したという架空の歴史を舞台に、ディストピア的世界観と緻密なビジュアルを融合させた独自の物語を展開している。大胆な設定と洗練された描写は国際的にも高く評価され、欧米を中心に幅広い読者層を獲得している。
ダヴィッド・プリュドム(David Prudhomme)氏
フランス出身の漫画家。代表作『レベティコ-雑草の歌』では、1930年代ギリシャの下層階級に根ざした音楽文化と自由を求める人々の姿を描き、国際的に高い評価を得た。バンドデシネの可能性を広げる表現者として注目されている。
ジャン-ダヴィッド・モルヴァン(Jean-David Morvan)氏
フランスの漫画原作者・編集者。代表作『シヤージュ(Sillage)』をはじめ、SFやファンタジーを中心に多くのバンドデシネ作品を手がける。東日本大震災後にはチャリティー画集『Magnitude 9』を企画するなど、文化交流と社会的活動にも積極的である。
ドミニク・ベルタイユ(Dominique Bertail)氏
フランス出身の漫画家・イラストレーターである。代表作『Ghost Money』では、現代社会の政治・経済を背景にした緻密な描写が高く評価された。また『Mondo Reverso』では、ジェンダーの視点を取り入れた革新的な西部劇を展開し、批評家や読者から注目を集めている。
りんたろう(Rintaro)氏
日本アニメ黎明期から活躍するアニメーション監督。手塚治虫の『鉄腕アトム』で演出家としてのキャリアをスタートさせ、以降『銀河鉄道999』『メトロポリス』など数々の名作を手がけてきた。壮大な世界観と繊細な人物描写を融合させた演出は高く評価され、国内外のアニメーション文化に多大な影響を与えている。

JC・コレット(JC Caurette)氏
コレット出版は、Jean-Christophe Caurette 氏が率いるフランスの独立系出版社。世界的アーティストと協働し、スケッチ集やアートブックを高品質かつ限定仕様で刊行。韓国の著名なイラストレーター Kim Jung Gi(キム・ジョンギ) 氏との出会いをきっかけに、アートブック出版の世界へと飛び込みむ。
2025年11月2日(日):予約制です。1セッション770円。
チケット販売開始:9月27日(土)20時~
https://tokyobdfestival.peatix.com
2025/11/2(日) 10:15-11:45
歴史バンド・デシネ
―学習マンガに留まらないその効能
モデレーター:フレデリコ・アンザロン / 日本語通訳・フランス語通訳あり
テレサ・バレロ(Teresa Valero)氏
スペイン出身の漫画家・脚本家である。アニメーション制作を経て、バンドデシネ『Gentlemind』『Sorcelleries』などを手がける。代表作『Contrapaso』では、1950年代フランコ政権下のマドリードを舞台に、記者たちの葛藤と社会の闇を描き、高い評価を得ている。
ジャン-ダヴィッド・モルヴァン(Jean-David Morvan)氏
フランスの漫画原作者・編集者。代表作『シヤージュ(Sillage)』をはじめ、SFやファンタジーを中心に多くのバンドデシネ作品を手がける。東日本大震災後にはチャリティー画集『Magnitude 9』を企画するなど、文化交流と社会的活動にも積極的である。
ドミニク・ベルタイユ(Dominique Bertail)氏
フランス出身の漫画家・イラストレーターである。代表作『Ghost Money』では、現代社会の政治・経済を背景にした緻密な描写が高く評価された。また『Mondo Reverso』では、ジェンダーの視点を取り入れた革新的な西部劇を展開し、批評家や読者から注目を集めている。

JC・コレット(JC Caurette)氏
コレット出版は、Jean-Christophe Caurette 氏が率いるフランスの独立系出版社。世界的アーティストと協働し、スケッチ集やアートブックを高品質かつ限定仕様で刊行。韓国の著名なイラストレーター Kim Jung Gi(キム・ジョンギ) 氏との出会いをきっかけに、アートブック出版の世界へと飛び込みむ。
2025/11/2(日) 13:00-14:30
SFはバンド・デシネの主要ジャンルと言えるのか?
モデレーター:フレデリコ・アンザロン / 日本語通訳・フランス語通訳あり
森泉岳土(Takehito Moriizumi)氏
マンガ家。1975年、東京生まれ。2010年、月刊コミックビーム9月号に「森のマリー」が掲載されデビュー。主な作品に『カフカの「城」他三篇』『報いは報い、罰は罰』『セリー』『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』『アスリープ』『仄世界』『佐々々奈々の究明』。著書に、義父の大林宣彦監督との日々を綴った『ぼくの大林宣彦クロニクル』がある。
2025/11/2(日) 15:00-16:30
現代バンド・デシネにおける新しいおとぎ話
モデレーター:フレデリコ・アンザロン / 日本語通訳・フランス語通訳あり
ザンジム(Zanzim)氏
フランス出身の漫画家。代表作『Peau d’homme(男の皮)』では、性とアイデンティティをテーマに中世の物語を描き、批評家・読者双方から高く評価された。繊細な筆致とユーモアを交えた語り口が特徴で、社会的テーマを巧みに漫画表現へと昇華させている。
ガエル・ジェニエ(Gaëlle Geniller)氏
フランス出身の漫画家である。代表作『Les Fleurs de grand frère』や『Le Jardin, Paris』では、自己受容やジェンダーの多様性を繊細に描き、詩的な世界観と柔らかな色彩で読者を魅了する。若手ながら国際的にも注目される存在である。