バンドデシネ作家Mathieu Burniat(マチュー・ブルニア)さんが参加

~2026年10月31日(土)~11月1日(日) 開催~第2回東京BDフェスダルゴー・ロンバール社ベルギー王国フランス語共同体政府国際交流振興庁(WBI)のご支援のもとバンドデシネ作家Mathieu Burniat(マチュー・ブルニア)さんが参加します!

マチュー・ブルニアさんは、科学・物理・哲学・食文化など幅広いテーマを軽妙な語り口で描くベルギーのバンドデシネ作家です。代表作『La Passion de Dodin-Bouffant』では、美食の魅力を繊細に描き出し話題となりました。最新作『FOUDROYANTS』では電気とエネルギーの歴史を冒険的に紡ぎ、専門的な題材を物語として楽しませる手腕が高く評価されています。

Mathieu Burniat(マチュー・ブルニア)
FOUDROYANTS - Mathieu Burniat(マチュー・ブルニア)

作家プロフィール

Mathieu Burniat(マチュー・ブルニア)

1984年、ブリュッセル生まれ。幼い頃から『黒い島の秘密』を手にし、グラフィックアートと物語の結びつきに強い関心を抱いて育ちました。6年間、アニメーションの共同制作アトリエ「Zorobabel」に参加し、2007年にはラ・カンブルで工業デザインの学位を取得。デザイナーとして中国へ出張する中で、寧波・上海・台北での日々を綴るBDブログを開設します。このブログが映画監督のMatthieu DonckとBenjamin d’Aoustの目に留まり、彼らはブルニアの中国での体験と美食への愛情をもとにした脚本を提供。これをもとに、ブルニアは初の単行本『Shrimp(シュリンプ)』をダルゴー社から刊行し、物語を描くことへの情熱を確信します。

続く『La Passion de Dodin-Bouffant(ドダン=ブーファンの情熱)』では、美食と恋愛をめぐる物語を描き、フランス料理へのユーモアあふれる視点が話題に。さらに量子物理学を学び、物理学者ティボー・ダムールの講義をもとに『Le Mystère du monde quantique(量子世界の謎)』を制作。冒険と科学解説を融合させ、現実の成り立ちをめぐる思索へと読者を誘います。

2019年にはLoup Michielsとともに、セリフのないユーモラスで辛辣な作品『TRAP(トラップ)』を発表し、ヴィクトル・ロッセル賞を受賞。コロナ禍後には、土壌の重要性を描く『Sous Terre(地下へ)』を刊行。続いてGeoffroy Mondeと組み、英雄譚の形式で家父長制の暴力を描いた『Furieuse(フリュリエーズ)』を発表し、2022年のペピット賞およびリヨンBD賞を受賞しました。

Lewis Trondheim、Mélanie Allag、Geoffroy Mondeらとの協働を経て、マチューはチーム制作の魅力を再確認。自身のアイデアの速度に筆が追いつかないことを悟り、他の作家のために脚本を書く道へ進みます。その流れでKerascoëtと組み、電気とエネルギーをテーマにした6巻構成のシリーズ『Foudroyants(フードロワイヤン/仮題:電撃の者たち)』を制作しています。

バンドデシネ | Sous Terre - MAISON PETIT RENARD - メゾン・プティ・ルナール -

土壌の科学と生態系を描くバンドデシネ『Sous Terre』。環境理解に最適な一冊です。