Sébastien Desplat(セバスチャン・デプラ)さんが参加します!

~2025年11月1日(土)~11月2日(日) 開催~東京BDフェスティバルに版画家・美術印刷の専門家のゲストとしてSébastien Desplat さん(セバスチャン・デプラ)が参加します!セバスチャン・デプラさんは、版画家・美術印刷の専門家として、現代の印刷技術と伝統的な技法の融合を探求するフランスのアーティストです。ちょっとバンド・デシネからそれるのでは?と思うかもしれませんが、実は彼が編集者として関わる出版社3FPJ(3 fois par jour)は、バンドデシネ、アートブック、モノタイプ作品などの境界を越えた出版物を手がける独立系レーベルなんです!
当店でも人気のサイレントBD『TERRE RARE(レア・アース)』の作者Clément Vuillier(クレマン・ヴュイリエ)や、Idir Davaine(イディール・ダヴェーヌ)らとともに2010年に設立され、印刷技術と芸術表現の自由な融合を目指しています。

11月の東京BDフェスに向けてどんな作品が見られるのか楽しみです。

作家プロフィール

フランスのグラフィックデザイナー・編集者・版画家。2007年にESAC(カンブレ美術学校)を卒業後、版画と印刷アートに特化。翌年からMétairie Bruyèreアートセンターと協力し、2013年よりプログラムを監修。同年、1973年創立のAtelier R.L.D Parisを継承し、リトグラフや革板彫刻、現代版画などの印刷技術を磨く。これらの技法を活用し、Etel Adnan、Miguel Barcelo、Pierre Charpin、Camille Henrotらと共同制作を展開。また、出版社3FPJ(3 fois par jour)で、漫画・書籍・アートブックの出版にも携わる。3FPJの出版物は、物語性のあるイラストレーションやグラフィックノベルの要素を含みながらも、伝統的なバンドデシネの枠に収まらない実験的な作品が多く、視覚的な詩性や造本の美しさを重視している。こうした活動を通じて、セバスチャン・デプラは印刷文化とバンドデシネの新たな接点を創出し、ジャンル横断的な表現の可能性を広げている。

アートブック「MOKU HANGA」SEBASTIEN DESPLAT(セバスチャン・デプラ) - MAISON PETIT RENARD - メゾン・プティ・ルナール -

MAISON PETIT RENARD(メゾン プティ ルナール)ではフランスのBande Dessinée (バンドデシネ)やイラスト集を販売しています